幼少からのアトピー性皮膚炎が悪化し、
「定年まであと20年、体がもたない」と退職し旅をしているという男性。
以下ブログより引用
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翌日11時にアパートに向かう
部屋はアロマが香り、ヒーリングサウンドが流れる
先生は四五十代で、第一印象はパワーがある、であった
ミカン100%ジュースをいただき施術着に着替える
台の上に仰向けになり、暫し呼吸を整える
腹の上のホットパッドがありがたい
いよいよ施術開始だ
鍼を打つときのような、楽しみ、痛みへの恐怖が同居した気分だ
「吸ってー はいてー」の掛け声に合わせ呼吸する
吐き方は押さえる臓器により異なる
ハーの時もあればスィーの時もある
オイルは不快だったので、途中からオイルなしで進めていただいた
腹にズブズブと手が押さえ込まれ、痛いし、ドキドキする
あぁ、為されるがままよ、と諦めて、勢いよく息を吐いていると
ある時から、感情がむずむず蠢いてきた
そして、感情は揺れを増し、遂に暴れだした
「チクショーバカにするな!」
「殺してやる」
「ぎゃー」
昔いじめられたときのものか、はたまた小学校低学年の時のものか
無茶苦茶に叫びだした
同時に、すげえことになってるな、とクールな自分も居るのである
感情の爆発は10分程続いた
お腹の緊張は段々とれ、始めより随分柔らかくなった
なんだか憑き物がおちたような、脱力感に包まれた
先生いわく、初回でこうなる人もいれば、数回で突然爆発することもあるそうだ
Webでの体験談にあったが、まさか自分がそうなるとは
期待をせずにきたのに、余りに不可思議な体験をした
感情は腹に溜まることがあるんだな
これだけでもチェンマイに来た甲斐があった
エラくスッキリした
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滞在中、4回足を運んでくださり
2回目 身体中から脂汗。
3回目 再度、感情の解放。
4回目 穏やかに
だいぶ元気になられて、自転車で片道3時間以上もかかるサンカンペーン温泉へ何度か行かれたそう。
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